走ってヨガする森林セラピーガイドのトシローです!
皆さん「ハイパーソニック・エフェクト」をご存知ですか?
簡単に言うと、
ヒトの耳に聴こえない超高周波(ハイパーソニック)音と聴こえる音が複雑に組み合わさった音によって、脳の深い部分「基幹脳」が活性化され、免疫系や脳血流、認知機能などの活性化、ストレスホルモンの減少などの良い効果が起こる。
というのがハイパーソニック・エフェクトです。
森にはハイパーソニック音がいっぱい!
森の中には、複雑に変化するハイパーソニック音が含まれているんだそう。特にボルネオの熱帯雨林ではハイパーソニック音がすごいらしいです。
森以外では、バリ島のガムラン音楽の音にもハイパーソニック音が含まれているそうです。
逆に、人工的な場所ではハイパーソニック音はしないそうです。
森林浴という観点からは、整備され過ぎた公園の木立よりは、森林というかジャングルチックな深林の方がベターでしょうね。
公園の芝生ヨガよりも、トレイルサイドでやる森ヨガの方が、ずっと心地よく感じるのは、もしかしたらこのハイパーソニック音による効果の差なのかもしれませんね。
聴こえない音を感じる、浴びる
ヒトの耳に聴こえる音の周波数は、20Hzから20kHzと言われています。
一方、ハイパーソニック音は、ヒトの耳に聴こえない20kHz以上の非可聴域の音です。特に80~88kHzが最も効果がある周波数帯域とのこと。
ちなみに、ヒーリングミュージックなどによく使われる528Hzのソルフェジオ周波数は、ハイパーソニック音とは全く別モノです。周波数の桁が全然違う可聴域の音だからです。
通常の音楽CDは、規格上の周波数の上限は44.1kHzですが、通常はヒトの耳の可聴域内の周波数帯域で作られています。そのため通常の音楽CDでは、ハイパーソニック・エフェクトは期待できないといって良いでしょう。
スマホのカメラで撮った動画をインスタにアップしたところで、ハイパーソニック音はしませんよ!そもそもスマホは非可聴域の音を再生する仕様にはなっていないはずなので。
だから森に出かけて、聴こえない音を感じたり、浴びたりするのが大切です!
すぐには効果が出ない
ただ、ハイパーソニック・エフェクトは浴びれば直ぐに効果がでてくるものではないそう。
以前、ねりま森林浴トレーナーの認定講座受講中に伺った話では、40秒以上浴び続けないと効果がではじめないそう。
まとめ
ハイパーソニック音がしていそうなところでは、じっくり・ゆっくりと全身で音を浴びて、聴こえない音を感じてみてください。
なにか良い効果があるかもしれませんよ。
📝参考サイト
- 『新しいうつ病治療として2つの非薬物療法を併用する臨床試験が進行中 〜報酬系神経回路を強化するハイパーソニック・エフェクトの 超高周波音響と認知行動療法のシナジー効果の検証へ〜』国立精神・神経医療研究センター
- 『研究室に行ってみた。国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 本田学』NATIONAL GEOGRAPHIC
- 『ハイパーソニック・エフェクトとは何か』芸能山城組
🔗併せて読みたい記事
🔗関連メディア
#鎌倉 #森林浴 #鎌倉森林浴 #鎌倉トレイルセラピー #鎌倉トレイル #鎌倉アルプス #リラクゼーション #癒やし #マインドフルネス #バイオフィリア #ハイパーソニック #ハイパーソニックエフェクト
コメント
コメントを投稿