夏に黄葉して散った桜の葉はどんな香り?
紅葉・黄葉といえば秋ですよね?でも夏でも黄葉して落葉するのが桜🌸 そしてその落ち葉の香りに気づいていましたか?
夏の終わりに黄葉?
お盆の頃からから、青々とした桜の葉の中に黄色い葉が混じり始めます。
黄色い葉が混じり始めたお盆過ぎの桜並木 |
そして、8月の下旬頃から紅くならずに黄色のまま落葉が始まります。ですが全部落葉するわけではなく残ったものは、秋が深まるにつれて紅くなっていきます。
鎌倉の山には、実は桜が沢山あるんです。この時期のトレイルは、黄色い桜の葉が目立ち華やかな感じがします。
トレイルに舞い降りた桜の落ち葉 |
ちなみに、秋以外に紅くなるので有名なのは、春に紅葉するカエデ。夏の間は一旦緑になり、また秋に再び紅くなる種類もあります。一年中紅色のままのノムラモミジという種類もあります。
桜の落ち葉の香りのヒミツは?
桜の落ち葉の香りを嗅いだことはありますか?少しスーッとした感じの甘い香り、そう、桜餅の香りです!
この香りのヒミツはクマリンという香り成分。青い葉には含まれていない成分で、枯れるとできる成分なんだそうです。
ちなみに、カツラ(桂)の葉が秋に黄色くなって落葉すると、キャラメルのような甘~い香りがするのはマルトールという香り成分によるものです。
まだ風が吹いていない朝、桜の落ち葉の吹き溜まりがあったら深呼吸してみてください。きっと微かに香ってきますよ!
遊歩道などで、落ち葉の吹き溜まりがあったらすくって香りを嗅いでみてもいいかも。でも犬のオシッコや💩の心配がなさそうなところで試してね😅
遊歩道の桜の落ち葉 |
オオシマザクラがオススメ!
桜の中でも、オオシマザクラの葉の香りが良い香りがするので、桜餅用の塩漬けの葉に使われるそうです。西伊豆の松崎産のオオシマザクラの葉は、桜餅の葉として70%ものシェアがあるんだそうです。
写真は、源氏山公園の源氏山山頂付近のトレイルです。2024年9月末に撮影したものですが、こんな具合にオオシマザクラの黄色い落ち葉が沢山積もっていました。
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