森林浴にオススメの虫よけは?
これからの季節、森の中で快適に過ごすためには虫除けスプレーは必須。でも利用については注意が必要です。森の中を歩いたり、走ったり、ヨガしたり、瞑想したりと、何かと虫除けスプレー(以下、虫除けと表記)にお世話になる機会が多い森林セラピーガイド トシローのオススメの製品と塗り方を紹介します。
あくまで私見ですので、その点はご注意の上お試しくださいね。
主成分別おすすめ度
大人が森の中であまり動かずに長居することを前提に、私的観点から主成分別おすすめ度を✕△○で分類しました。
- アロマ・ハーブ系:✕
- 主成分ディート系:△
- 主成分イカリジン系:○ ⬅ イチオシ
主成分アロマ・ハーブ系
絶対におすすめしません!(キッパリ)
オーガニック、ハーブ、天然植物由来、エッセンシャルオイル配合とかのキーワードが並んでいるいかにも身体によさそうなヤツです。香りで虫を遠ざけるタイプ。これが×なのは意外に思う方が多いのでは?
でもよく考えてみてください。森林浴では五感を開いて、今ココにある森の香りをマインドフルネス的に楽しみます。でも、鎌倉の森の中でオーストラリア産のユーカリやフランス産のラベンダーの香りがプンプン匂ってきたら、ナンセンス。全く「今ココ」の香りじゃないですよね?効果云々以前に、森林浴には全く向かないタイプなんですよ。
鎌倉トレイルセラピーでは、アロマ・ハーブ系の虫よけの使用はご遠慮いただいています。なぜなら、他の参加者への皆さんが、鎌倉の今ココの香りを楽しむ妨げになるからです。
実はトシローは、アロマテラピーインストラクターの資格を持っていたことがあります。自分でエッセンシャルオイル(精油)をブレンドして虫よけスプレーを自作していたくらいですが、今は作らなくなりました。なぜなら効き目も弱く長続きしないので、森の中に長居するためには不向きだったからです。
主成分ディート
昔からある一般的なものの主成分。各社からいろいろなものが発売されていて容易に手に入るメリットがありますが、肌だけでなく繊維にも優しくないので、服の上からスプレーするのはNGです。トシローは濃度が高いものを使用すると痒みが出ました。
主成分イカリジン
総合的に判断するとコレ1択です!!
イカリジンは、日本では2015年に承認された比較的新しい虫よけ成分。年齢による使用制限や回数制限がないことが特長。つまり肌に優しいということ。それだけでなく、繊維にも優しいそうです。
トシローの愛用品は?
トシローは、無香性のコレ👇を愛用しています。
フマキラー スキンベープミスト イカリジンプレミアム[イカリジン配合]200ml
トシローおすすめの虫よけスプレー |
適用害虫は、蚊、マダニ、ブユ、アブ、イエダニ、トコジラミ、ヤマビルとのこと。鎌倉の里山では十分なスペックです。
実際これを使って森ヨガや座って瞑想していても、蚊に刺されることはほとんどなくなりました👍
たっぷり塗っても肌への負担感がないし、効果も長続きしていることを実感。本当に助かっています。絶対にオススメ商品です!
おすすめの塗り方
塗りムラが無いように、たっぷりと塗るのがコツ!
他の方の塗り方を見ていると、絶対的に使用量が少なすぎると思います。だから塗りムラもできてしまいます。
スプレーで肌に直接吹きかけるとムラ&無駄になるので、かならず手のひらに何プッシュかして、それを塗り伸ばすと良いでしょう。
以下にシロー流の塗方を紹介します。
- 片方の手のひらに数プッシュする。
- 両手のひらを合わせて、軽く左右均等に伸ばす。
- 左右同じ順番で塗り伸ばす。これによって塗り損ないや左右差を防止します。
例)
右手:右足首外側→右脛外側→右外側ふくらはぎ
左手:左足首外側→左脛外側→左外側ふくらはぎ
こうすることで、安心して森の中に長居できます!
タイツより生足の方が刺されにくい?
自身の人体実験の結果ですが、タイツやカーフゲイターの上からスプレーしても、塗り伸ばしにくく塗りムラができてしまうため、その上から刺されることしばしば、、、。
むしろタイツやカーフゲイターなしで、生足に直接虫よけをまんべんなく(←コレが重要!)塗り伸ばした方が刺されないです。だから夏場のトレイルランニングでは、生足✕虫よけにしています。
まとめ
いかがでしたか?森林浴を前提とするならば、森の香りを邪魔しない無香性の虫よけを選ぶのがマスト!肌と繊維両方に優しいイカリジンが主成分のものがおススメです。そして塗りムラが無いように丁寧に塗り伸ばすのがコツ。
これで快適に森林浴を楽しんでくださいね。
でも、一番虫に刺されにくいのは、長袖、長ズボンの着用ですよ(笑)
コメント
コメントを投稿